プロジェクト・ランウェイ シーズン16 第10話 ネタバレ・感想

今回から審査免除の特権がなくなりました。

残り6人、実力のあるデザイナーしか残っていないのでハイレベルなランウェイが楽しみです。

それではいってみましょう。

“安全に”攻めるデザイン!?

外に集まったデザイナーが目にしたものはレクサス3台。

今回のゲストはレクサスの本部長ブライアン・ボレイン。

レクサスは常に車の安全性に取り組んできたことを説明します。

レクサスが安全性を重視する一方ファッションの世界、特にプロジェクト・ランウェイでは安全な路線を走ることは許されません。

したがって今回のテーマはこちら

ランウェイ

ブランドン

素材：救助ボート、ライフジャケット、シートベルト、ホース

使ったのはごわついた材料ばっかりだったけど綺麗な動きがでてた。今回はかなりの自信作だね。スカートの丈もいい。満足してるよ。

ケンタロウ

素材：消火ホース、三角コーン

満足いく出来とは言えないけど合格点ってところかな。それほど悪くはないでしょ。

マイケル

素材：テーピングテープ、ゴムロープ、酸素チューブ、シートベルト、ネット

まぁ結構満足してるかな。狙った通りシンプルでミニマル、確固たるコンセプトをもって作った服だ。そういう意味ではよかったと思ってるよ。

アヤナ

素材：救助ボート、反射板、安全ネット、バリケードテープ

モデルがすごく素敵だった。やりたかったことを全部詰め込めた。モザイクもきらめいてお気に入りの１着よ。

ケニア

素材：シートベルト、テーピングテープ、救助ボート

かっこよかったよ。ほぼ思い描いた通りになったね。ヒップの部分が横に広くてちょっと妙な部分もあるけど気に入ってる。仕上がってみたらすごくいい出来だよ。

マルガリータ

素材：バリケードテープ、シートベルト、反射板、膝当て、ヘルメット

今回は創意工夫がたっぷり詰まった１着をつくれたと思う。シートベルトの使い方が絶妙でしょ。こんな服をつくれて嬉しい。すごくクールでカラフルなの。自分で着たいな。

審査会

ブランドン

ザック

うっとりしたよ。目を見張るような服だ。いつもと違う素材だから君は色で遊ばざるを得なくなった。素晴らしい。
スカートの後ろの丈はちょっと短いけど僕はあっぱれな服だと思うよ。

ニーナ

ランウェイをやってくるときに綺麗に揺れていたの。あなたが作った生地もプリントのようだし、ストリートの香りがするわ。お気に入りよ。

マイケル

ニーナ

残念ながらあまり好きじゃなかったわ。ドラマ性に欠けているの。今回は型破りな素材がテーマよ。自由でクリエイティブなデザインが求められてた。
なのにこれはテーピングドレス。まるでモデルがミュージックビデオに出てくるバックダンサーみたいだわ。

ハイジ

セクシーだとは思う。だけど他のデザイナーのと比べると、あなたの頑張りが足りなかったように見えちゃう。

ケニア

ハイジ

すごくいと思う。ディテールが素敵よね。小さな帽子も好きだしシートベルトを実際のベルトにしたのもシンプルだけど際立ってる。
でも後ろはなに？閉じられなかった？

ニーナ

ドラマ性があるっていうのは、こういう服のことよね。別にあれもこれもって詰め込む必要はない。
言ってみれば単なるブラックドレスよ。でもシルエットや艶がドラマ性を生んでいる。その硬い質感自体も誇張されたシルエットに一役買ってるの。うまくいてるわ。

アヤナ

ハイジ

本当に素晴らしい１着ね。やりすぎ感がいい。とにかく好き。ヘルメットもいいわ。服全体にパンチを与えてるもの。おしゃれでモダン、シックだわ。

ザック

素晴らしいよ。そして大胆でボリュームたっぷり。型破りな素材のおかげで触覚に訴える服を編みだした。
個人的にはトップスが若干古臭いかな。ちょっと80年代の香りがする。でも全体としては見事だと思うよ。

マルガリータ

ニーナ

とても好きだわ。モデルからスーパーヒーロー的なバイブスを感じた。斬新だし反射板の使い方が素敵。ストラップもクールね。

ハイジ

私も好き。すごくモダンだわ。パリのファッションショーに紛れ込んでても違和感がないんじゃないかってくらい。

ザック

僕は君のデザインスタイルがわからないんだよね。君がファッションで本当にやりたいのは何か確固たる美学が伝わってこない。

ケンタロウ

ニーナ

好きになれなかった１着ね。ビジョンが欠けていると思う。これはネイティブアメリカンのコスチュームよ。
こんな方向性でいこうだなんて一体どの時点で考えたの？そんなテーマではなかったでしょ。

ハイジ

モデルが人形みたい。服がゴワゴワで突っ立てるでしょ。

優勝者はアヤナ、脱落者はマイケルになりました。

感想

今回はケンタロウが脱落だと思っていたのでびっくりです。

今までの服が評価されて僅差でマイケルを上回ったのかな？

私のお気に入りはブランドンとケニアでした。

ブランドンはいつも手こずっているのに最後にはきっちり仕上げてくるのがすごいですよね。

未だにティムの助け舟も使われていないので今後の展開が楽しみですね。

ゆのぴ

最後まで読んでくださりありがとうございました。

第1話「ワンサイズで通用するとでも？」はこちら
第2話「美しきリサイクル・ファッション」はこちら
第3話「縫って踊って形にしよう！」はこちら
第4話「摩天楼でパジャマ・パーティー」はこちら
第5話「おとぎの国へようこそ」はこちら
第6話「#モデル、オフの日のわたし」はこちら
第7話「最強のふたり」はこちら
第8話「疑惑の女」はこちら
第9話「可愛いだけじゃダメかしら？」はこちら
第11話「闘う女性たちへ」はこちら
第12話「ホワイト・ランウェイ」はこちら
第13話「ファイナル・ランウェイ前編」はこちら